健康コラム Vol.1
昨年、一昨年の「ガーデニングコラム」にかわり今年度より「健康コラム」を掲載します。
身体と心の両面から健康に留意して、さあ新年度をスタートしましょう!!
はじめまして、「健康ケアハウス田口」代表の田口博です。
今回より、健康コラム「健康への道しるべ~幸福のタネマキ~」と題して投稿させて頂きます。これは、30000人以上の整体でのケア通して発見・実感し、日常の生活習慣に少し加えるだけで健康になっていく方法です。
幸福のタネマキとはコ(呼吸)、ウ(運動)、フ(風呂)、ク(靴)、ノ(飲む)、タ(食べる)、ネ(寝る)、マ(マイナス言葉からプラス言葉へ)、キ(規則的生活)のことです。
今回はコ(呼吸)とウ(運動)について述べていきます。
コ(呼吸)
普段、呼吸のことを意識することはほとんどありませんね。しかし、3分も呼吸を止めるだけで、ほとんどの方は死に至ります。これは、脳や心臓に酸素が届けられないからですね。
また、「人が病気になっていくたった2つの条件」という本では、低体温と低酸素が病気になっていく条件と書かれています。
逆に、運動能力の高い人は最大酸素吸入量(VOMAX)も高く、効率的に酸素を取り入れているそうです。
それほど酸素を取り入れることは大事であり、その唯一の方法が「呼吸」なのです。
それでは、私の提唱している呼吸法を紹介します。
●当店おすすめ、ありがとうございます呼吸
両手で両脇腹の肋骨を軽く持ちます。その姿勢で「ありがとう」と声を出しながら口で息を吐き、「ございます」と声を出さず、鼻で吸う呼吸法です。
ポイントは「あーりーがーとーうーーー」とゆっくり伸ばしながら声を出して吐き切ります。吸うときは「ございます」と頭の中で言いながら、鼻で一気に吸い込みます。この吸う時に、両手で両脇腹を軽くつかんで上に持ち上げ身体を反らします。
まさに呼吸の字の通り、呼んで(吐くではない)から吸う呼吸法です。
数回繰り返すと、吸う時に欠伸が出ます。それが、終了のサインです。起き抜けにやる時は、脳や身体にしっかり酸素がいきわたるイメージでやると交感神経が働きやすくなります。お風呂の中や床に就いた時は、ゆったりと呼吸を整えるイメージで、副交感神経にバトンタッチさせると入眠しやすくなります。
●この呼吸法で予想されるメリット
1、肺活量やVOMAXが増やせる。
2、スマホ猫背やパソコン猫背を改善できる。
3、口呼吸から鼻呼吸になり、免疫力が高まる。
4、脂肪も燃焼しやすくなる。
ウ(運動)
生活習慣病の2大療法は運動療法と食事療法ですね。これほど大切な運動ですが、私も含めなかなか習慣化できずにいる方が多いのも事実です。そこで、日常的な健康づくりの為の運動について述べていきます。
●日常の運動のポイント
1、室内ですぐできる。
2、無酸素運動と有酸素運動を組み合わせる。
3、量より質、短時間をできるだけ毎日続ける。
●ポイント解説
- 1、室内ですぐできる
- ラジオ体操、階段昇降、その場足踏みなど、室内で思い立ったらその場ですぐできる運動がお勧めです。天候にも左右されず、服装などの準備もいらず、ジムのようにお金もかかりません。
- 2、無酸素運動と有酸素運動を組み合わせる
- 無酸素運動とは、腹筋、背筋、スクワットなどの筋トレです。
有酸素運動には、ストレッチ、ラジオ体操、その場足踏みなどがあります。無酸素運動をやると体内の脂肪が遊離脂肪酸に変わり、その後で有酸素運動をすると効率的に脂肪分解するそうです。また、交互にやるのも同様の効果があるそうです。 - 3、量より質、短時間を出来るだけ毎日続ける
- 例えばスクワットなどはお尻を後方に出して背筋をたて、しっかり腰を落とす。その場足踏みは膝をしっかりヘソの高さまで上げるなど、量よりも質を重視します。また、週末にまとめてやるより、毎日短時間でも続け、出来なかったらすぐ翌日には取り返すことが大切ですね。
記事提供
健康ケアハウス田口 代表 田口 博